皆さんは、プライベートな電話番号を簡単に見つけることができると聞いて、驚かれるでしょうか？
時には、昔の知り合いに再び連絡を取りたい時や、遠くに住む家族との連絡が途絶えてしまい、近隣の方に尋ねたい時など、個人の電話番号が必要になることがあります。
実は、複数の手段を使えば、個人宅の電話番号も調べることができるんですよ。
例えばハローページを利用する方法です。
ハローページだけでなく、他の手段でも個人宅の電話番号を検索することが可能です。
この記事では、ハローページを使った調査方法や、他の方法、さらには自分の番号を削除したいと考えている方へのアドバイスもご紹介します。
特集で、知らない番号からの着信を調べる方法もお伝えする予定です。
個人宅の電話番号をハローページで確認!?その他の手段も
まず、電話番号の不適切な使用は絶対に避けてください。
私たちの中には、個人の電話番号を調べる際にハローページを思い浮かべる人もいるかもしれませんね。
これは一種の「電話帳」と言えますが、果たして誰でも閲覧可能なのか、そして安全性は保たれているのか、疑問に思う方もいるでしょう。
実を言うと、この記事を書くまで私もハローページについてあまり詳しくありませんでした。
ですから、まずはハローページとは何かを説明することから始めましょう。
ハローページとは何か
ハローページは、NTT東西が発行する固定電話番号を五十音順に掲載した電話帳です。
個人宅も事業所も、掲載を希望した人の情報のみが載せられています。
地域ごとに発行され、次の2種類があります。
・緑色のカバーは個人向けの電話帳
・青色のカバーは事業所向けの電話帳
しかし、最近ではハローページを見かける機会が減っていますね。
実は、ハローページの発行と配布が終了することになりました。
NTT東日本と西日本の公式サイトにもその告知がされています。
2021年10月以降に発行と配布が順次終了する予定で、地域によって時期が異なります。
しかし、ハローページの最終版が出た後も、「104番」の番号案内サービスは継続されるとのことです。
このサービスについては、後ほど詳しく触れます。
ハローページがもう手に入らなくなるわけではありません。
発行と配布が終了するまでの間は、まだ手に入れることができるでしょう。
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ハローページの取り寄せ方＆閲覧できる場所
NTT東西の固定電話契約者は、設置場所の都道府県内であれば、一つの電話番号につき個人名版・企業名版をそれぞれ一冊ずつ無料で受け取ることができます。
超過分は有料となりますが、ただし、NTT回線を契約しているだけでは配布されず、予約が必要です。
NTT回線を利用していない方も予約は可能ですが、有料になります。
NTT固定電話契約をしていなくても、タウンページセンターへの電話でハローページを手に入れることができます。
また、NTTタウンページのウェブサイトで都道府県と市町村を指定し、ハローページを選んで購入することもできます。
一冊220円、別途送料がかかります。
契約者も非契約者も、以下のNTTタウンページで電話帳の検索と予約ができます。
欲しい方は、以下のリンクをチェックしてください。
すぐに確認したいけど、すぐには見られないのでしょうか？
実は、予約や購入をせずとも、ハローページを閲覧できる場所があります。
それは、公共図書館です。
ただし、すべての図書館にあるわけではないので注意が必要です。
「全国電話帳閲覧場所一覧」をチェックしてくださいね。
個人の連絡先を探すには、ハローページを利用するという選択肢があることは理解しました。
ただし、この方法では予約をしたり、図書館に足を運ぶ必要があります。
もっと手軽な方法として、インターネットを使った検索が考えられますが、ネット上で個人の電話番号を見つけることができるかどうかを確認してみました。
意外にも、インターネット上で過去のハローページの情報が参照できることが判明しました！
電話帳検索・実（みのる）
固定電話の50音別電話帳「ハローページ」。
NTTはインターネット上での公開は行っていないが、他の方法でオンライン上で検索することは可能です。
「電話帳検索・実（みのる）」というサービスを含め、いくつかの方法をご紹介します。
個人の電話番号を見つける際に特に便利なのが、「電話帳検索・実（みのる）」です。
高齢者や障がいを持つ人々にも使いやすいと評価されています。
このサービスの特徴は、過去3年間のハローページの情報を参照できることです。
具体的には、2000年、2007年、そして2021年のハローページ情報が検索可能です。
方法１: 都道府県を選択し、住所を基に検索ができます。
方法２: サイト上部の検索バーに家族名（世帯主）を入力して直接検索することもできます。
「ネットの電話帳-住所でポン！」
次にご紹介するのは、インターネット上で簡単に住所から電話番号を検索できる「ネットの電話帳-住所でポン！」です。
このサイトでは、過去のハローページに掲載されたデータを用いて、2000年、2007年、2012年の情報を無料で検索することができます。
個人宅から企業まで幅広い情報が含まれており、その当時の情報がそのまま提供されています。
サイトにアクセスすると、都道府県から市区町村、さらには具体的な地域名を経由して、目的の地域の電話帳情報にたどり着くことができます。
もし、名前の情報のみが手元にある場合は、サイトのトップページにある検索ボックスに名前を入力すれば、同姓同名の一覧から詳細情報を確認できます。
無料版で十分な機能を提供していますが、より頻繁な利用を考えている場合は、有料版の利用も検討できます。
TELECOREで情報検索
もう一つの選択肢として、「TELECORE」というサービスもあります。
こちらは完全な有料サービスであり、利用するためには会員登録が必須です。
ハローページ情報は通常年1回の更新ですが、TELECOREでは最新の情報を常に反映させています。
ハローページのデータベースを基に、独自の技術で修正を加えた検索データベースを構築しているため、ハローページと比べると検索精度に若干の違いがあるかもしれませんが、様々な検索オプションを提供している点が特徴です。
電話帳データをCSV形式で：電話帳CSV販売.jp
次に、「電話帳CSV販売.jp」というサービスをご紹介します。
このウェブサイトでは、ハローページに記載されている個人名や企業名の情報をCSVファイル形式で提供しています。
料金体系も明確で、個人版のみ、企業版のみ、またはその両方を選択して購入することができます。
地域別、業種別など、様々なパッケージが用意されており、使用目的に応じて選べる豊富なオプションが用意されています。
このサービスは特にビジネス向けに設計されており、新規顧客獲得などの営業活動に役立つデータ提供を行っています。
ネットの電話帳 住所でポン!アプリ版
APP Store からはこちら
Google Playからはこちら
このアプリをスマートフォンにダウンロードすれば、受けた電話の番号を即座にチェック可能です。
データベースはウェブ版と同様に豊富で、なんと6億件以上の情報があります。
1993年から2019年にかけての情報が確認でき、特定の年（2001年、2007年、2012年）のデータは無料でアクセスできますが、その他の年度は月額480円で利用できます。
無料アプリ｢Whosecall｣(フーズコール)
知らない電話がいきなり電話がかかってきたら不安になりますよね🥶
そんな時は電話に出ないで調べてみてからかけ直すという人も多いですよね☎️かかってきた電話番号を調べる方法を紹介✏️#迷惑電話防止アプリhttps://t.co/BBRnW2rHNT
— 迷惑電話対策アプリ Whoscall Japan (@Whoscall_Japan) February 11, 2024
無料アプリ「Whosecall」の無料版では以下の機能が使えます。
無料版「Whosecall」の特徴
• 電話の発信・受信記録
• 電話番号調査
• 電話帳の管理
• セキュリティ機能
• メッセージのやり取り
不審な着信に対しては、番号を調べることが可能ですが、無料版では月3回までという制限があります。
頻繁に迷惑電話に悩まされるなら、有料版の利用を考慮すると良いでしょう。
ただし、日常的には無料版でも充分な機能を備えています。
固定電話番号の検索が必要なら、このアプリが大変役立ちます。
さらに、有料版の「Whosecall」では以下の追加機能があります。
有料版「Whosecall」の追加機能
• 電話番号選別（迷惑電話かどうか）
• 制限なしの電話番号検索
• 迷惑電話の拒否設定
• 迷惑メッセージの自動分類
着信時に迷惑電話を判別する便利な機能や、メッセージを自動で分類する機能も搭載されており、日々の手間を省くことができます。
個人宅の電話番号をすぐに知りたい場合は104番が便利
「ハローページとは」のセクションで触れた「104番」についてもう少し詳しく説明しましょう。
104番について
104番とは、電話番号の案内を行うNTTの有料サービスで、氏名や企業名、住所をオペレーターに伝えることで目的の電話番号を知ることができます。
このサービスはNTTの回線だけでなく、他の電話会社の回線や携帯電話からも利用可能です。
ただし、電話帳に掲載されているか、104番での案内に登録されている番号に限られます。
名前と住所が不明確でも、提供される情報に基づいて最大限サポートを受けることができますが、住所だけでは案内を受けることができないため、名前の一部を知っている必要があります。
情報を伝えた後には、自動音声アナウンスを通じて電話番号が案内されます。
電話番号案内104番の利用は有料？その実情と対策法
多くの方に利用されている104番の電話番号案内サービスですが、このサービスは利用にあたって料金が発生する事実をご存知でしょうか。
具体的な料金体系については、NTT西日本の公式ウェブサイトに掲載されている料金表をご確認ください。
サービス利用時には、問い合わせごとに料金が発生し、時間帯や利用頻度に応じて変動する可能性があります。
ただし、公衆電話からの利用は、一律で100円（税込）が課せられます。
無料となるケースもあり、それは案内サービスが提供できなかった場合や、緊急時の問い合わせ、災害発生時の公衆電話利用時などです。
特に災害時には非常に役立つ機能と言えます。
万が一の状況下でスマートフォンが使用不可能になった場合でも、知人や親戚の連絡先を検索する手段として活用できるからです。
名前やおおよその住所が分かっていれば、問い合わせによって電話番号を知ることが可能になります。
NTTタウンページの番号案内削除・中止の手続き
便利な電話番号案内サービスですが、プライバシー保護の観点から懸念も残ります。
誰もがアクセス可能な情報であるため、不正利用のリスクも考慮する必要があります。
自分の電話番号がハローページに掲載されていて、削除や案内の中止を希望する場合は、以下の3つの方法で対応することができます。
1. 直接106番に電話をかける。
2. NTTタウンページのオンライン問い合わせフォームを利用する。
3. タウンページのカスタマーサポートセンターに連絡をとる。
カスタマーサポートセンターの連絡先情報：
電話番号: 0120-506-309
受付時間: 午前9時～午後5時（土日祝日および末年始を除く）
これらの手段を利用して、電話番号の掲載削除や案内の中止を申しることが可能です。
個人宅の電話番号検索、その他の方法と特集も紹介！
これまで述べた電話番号検索の方法には、費用がかるものや手間がかかるものがあります。
しかしそれ以外にも簡単に電話番号を調べる方法存在します。
ここでは、住所以外からでも電話番号を見つける方法や、特集で知らない番号の発信者を特定する方法もご紹介します。
GoogleやYahooを使った検索
最も手軽で迅速な方法はGoogleやYahooなどの検索エンジンを利用することです。
インターネットの検索バーにキーワードを入力することで、個人宅の電話番号を調べることが可能です。
GoogleやYahooは共通のデータベースを活用してり、たとえば「ネット電話帳」を検索すれば、どちらのサービスでも同じ情報にアクセスできます。
そのため、名前と住所を組み合せた検索を行うことで、目的の電話番号を探し出すことができます。
実際には住所情報がなくても、「フルネーム 電話番号」といったキーワード検索で電話番号を見つけることができることもあります。
ソーシャルメディア上のコミュニケーションFacebook
多くの方がご存じの通り、ソーシャルメディア大手のFacebookには、メッセンジャーという直接コミュニケーションを取るための機能が備わっています。
しかしながら、もしユーザー名が本名でなければ、誰と対話しているのかが分かりにくいことも。
実はFacebookでは、ユーザー間の信頼性を保つために実名登録が基本となっており、偽名での登録は禁止されています。
電話番号で検索し、その番号がFacebookに登録されている場合、メッセンジャーを通じてコンタクトを取ることができます。
これには自分もFacebookに登録している必要がありますので、メッセージを交換したい場合はまず登録から始めましょう。
実際に私も、長い間連絡を取っていなかった旧友から「久しぶり！覚えていますか？」というメッセージをFacebook経由で受け取ったことがあります。
昔の知り合いからの突然の連絡は、やはり心温まるものですね。
連絡を取りたいが連絡先がわからな人がいたら、Facebookで検索してみる価値はあるでしょう。
特集① 番号検索サイト「JPnumber」
さて特集として、見知らぬ番号から着信についてですが、皆さんも一度は経験あるのではないでしょうか？
私も何度かあり、いつもその番号をインターネットで検索します。
ここでは役立つ番号検索サイト「JPnumber」をご介します。
「JPnumber」で何が解る？
このサイトでは、電話番号を入力するだけ、迷惑電話や怪しい電話番号の情報で調べることができます。
検索結果には企業の場合は会社名や業種、住所などがされ、アクセス回数や検索回数もグラフ確認できます。
また、他のユーザーの経験談がコメントとして掲載されているため、それを参考にすることができます。
特集②ディレクトリサービス「電話帳ナビ」
次にご紹介するの、「電話帳ナビ」です。
「電話帳ナビ」も「JPnumber」同様、無料で利用できます。
こちらも迷惑話や不審な電話番号を調べる目的でよ使われます。
「JPnumber」と異なり、電話帳ナビ会員登録（無料）をすることで利用できる機能が増えます。
個人ユーザーか事業者によって利用できる機能が異なり、例えば人ユーザーならブックマーク機能が利用可能になります。
まとめ
• 個人宅の電話版号はハローページを通じて検索が可能です。
これは公共図書館でも参照できますし予約を通じて手に入れることもできます。
• インターネット上の「電話帳検索・実（みのる）」「ネットの電話帳」や「TELECORE」さらには「電話帳CSV販売.jp」などのサイトでハローページのデータベースを閲覧ことができます。
• 固定電話番号を手軽に調べたいならアプリが便利!
• 素早く個人宅の電話番号を調べたい時は、番号案内「104番」を利用するのが便利です。
• ハローページの掲載を停止したい場合や削除したい場合は、「106」に直接お問い合わせください。
• Google、Yahooなどの検索エンジンで「フルネーム 電話番号」と入力すると、電話番号が見つかる可能性があります。
• 住所や連絡先が不明でもFacebookを通じてメッセージ機能でコンタクトがれることがあり。
• 見知らぬ番号からの着信には、「JPnumber」や「電話帳ナビ」などのサービスで番を検索すると、相手が誰なのかが判明するもしれません。
個人宅の電話番号検索はいくつかの方法があります。
名前と住所がわっている場合は、番号案内104に問い合わるのが早いでしょう。
ただし有料であり、料金がかかりますので、無料で検索を希望する場合はネットを活用すると良いでしょう。
ただし、電話帳に掲載されている人に限られるので、必ずしも目的の電話番号が見かるわけではありません。
それでも見つからない場は、Facebookでの名前検索を試してみると良いでしょう。
