ついに浩一の正体が明かされた!
六車は罠に気づいた。
六車は罠に気づき浩一の事務所を出た。
車に付けた発振器も見破り捨て去った。
その頃病院では興三の意識がわずかに戻り、千葉陽一の名前を口にした。
この時隆は、浩一が千葉陽一と同一人物であることを確信した。
浩一は六車が30年前の事件の主犯であるか確認するために退院した五十嵐に近づいた。
五十嵐から話を聞き、やはり30年前の事件の主犯は六車のようだ。
すべてを知った隆は浩一に連絡し、浩一の事務所で会う事になった。
隆は金で解決しようとしたが、浩一は興三の謝罪会見を要求した。
話が難航している時、浩一はドアの外で聞いている晃を呼び込もうとした時、其処には楓もいた。
浩一は隆、晃、楓がいる前で携帯にコピーした録音テープの音声を流した。
そして晃に向かい「あんたと親父のせいで俺は家族全員奪われた。」と言った。
それから隆に言った。「金なんかで済む話じゃない。」
浩一はすべてを暴露し、六車が仕掛けた盗聴器を壊して部屋から出ていった。
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ハルカが誘拐された!
浩一はユウジからハルカと連絡が取れないことを聞く。
ハルカが六車に拐われているのではないかと感じた。
浩一がカズキからハルカと連絡が取れたか確認している時、突然ハルカの携帯の電源が入った。
GPSでハルカの居場所がわかり、六車がそこにいると感じた。
浩一はカズキにある物を用意させた。
浩一が六車のアジトに向かい六車を引きつけている間、カズキにハルカを救い出すよう言った。
浩一が六車に追われ非常口から飛び出し階段を駆け下りた後、道端でころんだ。
六車が非常口の扉を開け、笑みを浮かべゆっくりと階段を降り浩一に近づいて来る。
そして階段下にあった障害物を飛び越え着地した瞬間、六車の足が猪や熊に使う狩猟用のワナにハマった。
六車は叫び声を上げてその場にうずくまった。
逃げる浩一を六車は銃を拾い撃ったがかわされた。
銃声を聞いたハルカは心配になり走り出した。
六車は浩一に向かい言った。
「殺しておくべきだった。30年前俺の手で…。お前の馬鹿な親父と一緒に…。お前もあの時俺が殺しとくんだったな。」
「本当はお前も思っているんだろう。融通の聞かない親父のせいで、家族が死んだって。
もっと、りこうなやつは証拠を握ってもだまり続けた。
この30年ずっとな!俺も誰かは知らんよ。
でもお前の親父は証拠を託してた。
本当はOLが殺されたっていう証拠をな!
お前の親父が言ってた。
俺が死んでも証拠は残る。
友人が警察に行く。
真実を明らかにするってな。それがどうだ!
誰も声を挙げなかった。普通はこう考える。
二科家には関わらないほうがいい。
賢いやつのほうが多いんだよ!生き残るための本能ってやつだな。」
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三瓶が30年前の事件に関わっていた!
浩一はこの時、三瓶が証拠を託されていたのではないかと思った。
六車がワナを外した。
その時ハルカが飛び出してきた。
六車はハルカに狙いを定め銃を撃った。
とっさに浩一が飛び出した。
弾は浩一に当たった。
六車はハルカに向け銃を撃ったが弾はなくなっていた。
六車は「またな!一ノ瀬。」と言って歩きだして行った。
ハルカが浩一の所へ駆け寄ると浩一は目を開けた。
浩一は防弾チョッキを着ていた。
浩一はカズキに言った。
「助かった!独りじゃやばかった。」
その頃、隆は七尾から六車が浩一に、はめられ怪我していることを聞かされていると、突然隆に来客が訪れた。
なんと来客はユウジだった。
天才詐欺師一ノ瀬浩一と敏腕社長二科隆の頭脳戦第8ラウンドもは隆が優勢か…。
ついに浩一の正体が明かされてしまった。
しかし、浩一も30年前の事件の真相を晃や楓に暴露して二科家は分裂状態に…。
その上、六車にも負傷させ浩一が巻き返したように見えるが、気になるのは隆とユウジの癒着だ。
隆とユウジがつながっていることを知らない浩一はかつての詐欺師の兄貴分のユウジの罠にハマってしまうのでしょうか…。
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