キングオージャーのリタコミュ障とは、特撮番組『王様戦隊キングオージャー』に登場するリタ・カニスカ王の愛称の一つです。リタ・カニスカ王は、彼女は口数が少なく、冷酷無比に人を裁き、男勝りな口調で静かに喋る絶対中立の国王として知られています。

リタ・カニスカは、氷雪の国ゴッカンの国王であり、パピヨンオージャーに変身する女性戦士です。彼女は中立を正義と考える国際裁判長で、法律に基づき公正なジャッジを下します。感情を表に出さないリタは、周囲から堅物な性格に見られていますが、実はコミュ障の人見知りであるというギャップがあります。このギャップがファンの間で話題になり、リタ様マジコミュ障という呼び名が定着しました。

リタ様のコミュ障な一面は、主に彼女のプライベートな場面で見られます。例えば、第5話「冬の王来たる」では、彼女が自分の部屋でぬいぐるみ(もっふん)に話しかけたり、ギラの無罪を知って突然発狂したりするシーンがありました。これらのシーンは、彼女が仕事とプライベートのギャップが激しいことを示しています。また、彼女は人と話すのが苦手で、声をかけるタイミングを逃したり、相手の気持ちを察するのが下手だったりします。これらのことから、彼女はコミュニケーション能力に欠けていると言えるでしょう。

リタ様の声優は誰?

リタ様の声優は、平川結月さんです。平川さんは、宝塚歌劇団の元男役スターで、2019年に退団後に声優として活動しています。『キングオージャー』は、平川さんにとって初めてのスーパー戦隊シリーズの出演作品です。平川さんは、リタ様の役作りについて、「不動なる王ということで、自分の中で王様というイメージを持っていました。でも、実際に撮影を始めてみると、リタ様はコミュ障だったり、ぬいぐるみが好きだったりというギャップがあって、それがすごく面白かったです。リタ様の魅力は、仕事とプライベートのギャップだと思います」と語っています。

平川さんは、宝塚歌劇団の元男役スターで、2019年に退団するまでに多くの舞台で活躍していました。平川さんが演じた役の中には、『魍魎の匣』の楠本頼子役や、『芸人交換日記』のオープニングアクト出演などがあります。平川さんは、宝塚歌劇団での経験を生かして、声優としても様々な表現力を見せています。

声優になろうと思ったきっかけについて、次のように語っています。「私はもともとアニメやゲームが好きで、声優さんの仕事に憧れていました。宝塚歌劇団を退団した後、LDH Presents THE GIRLS AUDITIONに応募したのも、声優として活動したいという気持ちがあったからです。オーディションでグランプリを獲得してLDH JAPANに所属することになり、声優のレッスンを受ける中で、ますます声優の魅力に惹かれていきました。声優としてはまだまだ未熟ですが、様々な役に挑戦して成長していきたいです」。 憧れている声優さんについて、次のように答えています。「憧れている声優さんはたくさんいますが、特に 水樹奈々 さんや 沢城みゆき さんには憧れています。水樹奈々さんは、歌も演技も素晴らしくて、パワフルでカッコイイ女性だと思います。沢城みゆきさんは、幅広い役柄をこなしていて、声の表現力が豊かで感動します。どちらの声優さんも、自分の役に対する想いや姿勢がとても素敵だと思います」。